左手で箸を使って食べるようになった

私は右利きです。左利きの人に憧れていました。

新月のデクラレーションを書く時「左手で書くといい」というアドバイスを実践して早数年。字はまだ下手だけれど10項目書くと結構手がビリビリする。でもだいぶ慣れました。

食事を左手で摂るようになったのは、酒の席で「食べすぎないように」しようと思って始めたのがきっかけだったけれど、今はちょっと違う。

左手で食べると、いいことがあるよ。という気持ちで書いてみる。

反利き手でつかみやすい食べ物:固形物
反利き手でつかみにくい食べ物:液体物、つるんとしたもの

固形物は、箸で挿しても食べられる。お行儀悪いけれどがんばってつかんだけどつかみきれずに皿の外に落としてしまうほうが悲しくてもったいない。

液体ではないけれど、絹ごし豆腐や納豆。食べるのは好きだけれど、左手で食べるのには難儀する。麺類も「ずぞぞぞぞっ」ってすするのにまだ腕力が追い付かない。噛み切りながら食べる西洋人風スタイル。

利き手の右手がソワソワする

右手さんは、左手さんが気になってしょうがない。「あああ!手伝ってあげたい」という気持ちが働くんでしょうかね。時々プルプルと皿のそばで動く。そういう時に私は優しく「お皿の端を持ってあげると左手さんが楽かもね〜」とアドバイスする。

子供が転びそうになるのを親が助けたくなるように、「それができる」右手さんからしたら「食べ物を落っことすかもしれない状態」にある左手さんの行動はハラハラして見てられないのかもしれない。

実は右手さんも、左手さんが普段なにげなくやっている行為を「さりげなく」できない。もたもたするんだな。例えば、お椀を持つ、持ったお椀を口に近づけるとかね。できそうなんだけど肘の動きが鈍い。角度が変。

でもこれも、回数を重ねると上手になってくる。

利き手が二つになるといいこと。

想定していたのは「右手がケガしても左手で食べられる」とかだったのだけれど。今は少し変化してきていて、右手さんと左手さんが成長すると、私の中の「食べる行為に対する意識」が変わった。

30回噛んで内臓の負担を減らそう、とかしていた時は噛むことに必死だったんだけれど、左手で食べ物をつかもうとするとき

その食べ物がどんな状態にあって、どんな形をしていて、そばに他に何があるのか。考えながら箸を動かしている。ということが意識してわかったのです。

目で見て、箸で触って、「さてどの角度で掴もうか」と考えながら行動する。口に運ぶまでの距離、その物質の重さや、コーティングなどを考えているから、ただ食べるだけじゃなく、意識して食べるようになった。

「ゆっくり食事を摂るようになった」ってこと。

お腹に到達するまでに時間がかかるから、内臓への負担も減ってきているし、いろいろ考えながらつかむからその時間咀嚼し続けているし、ゆっくり食べると満腹中枢が働いて、余分なカロリーを摂らずに済むようになってきているし。

だからって誰もがやった方がいいよ、ってことじゃなく。「左手で食べられたらかっこいいいよなー」ってくらいの気持ちで始めたら、ちょっと面白いし自分の違う面が見られるかもねっていう程度のお話でした。

3食全部だとしんどかったら、ランチだけ、飲みの時だけでもやってみるといいかも。

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